夏の海で大活躍のジェットスキー。1台持っているだけで、注目の的になりますよね。ただし操縦には専用の免許が必要ですし、車よりも費用が高いのでなかなか気軽に買えるものではありません。
ジェットスキーは買ったら終わりではなく、車と同じように維持費を支払う必要があるのですが、事前にいくらくらいかかるのか把握しておかないと予想外の出費に悩まされる可能性があります。そこでこの記事では、ジェットスキーを購入したら一体いくら維持費がかかるのかをまとめました。ジェットスキーの購入を検討していた方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。(なお、提示している金額はあくまで一般的な数字となります)
ジェットスキーの維持費
ジェットスキーの維持費は、大きく分けて3つあります。メンテナンスにかかる費用、船舶検査にかかる費用、保管にかかる費用です。ここでは、それぞれの項目でいくらくらい費用がかかってくるのか、具体的にご紹介します。
メンテナンス
- メンテナンスの重要性
ジェットスキーはメンテナンスが非常に大切。陸から離れたところでエンジンが止まってしまったら大変ですよね。メンテナンスにかける費用は惜しみなく出してもらいたいところ。「何があっても大丈夫」と自信を持って言えるレベルまでしっかりとメンテナンスしておかないと、安心して乗ることはできません。不安ゼロで楽しむためにも、定期的なメンテナンスはしっかりと行いましょう。 - メンテナンスにかかる費用
ジェットスキーを所有するにあたって、毎年絶対に交換してもらいたいのは、スパークプラグとバッテリー、エンジンオイル、オイルフィルターの4つの部品。これらは30,000円弱で購入することができます。これらの消耗品の部品以外にも、使ったあとにボディを綺麗にする使用後メンテナンス、シーズンオフに入る前に行う冬季メンテナンス、シーズンイン前に行う始業点検などがあり、お金がかかります。
新艇購入後1年目にかかるメンテナンス費用は平均60,000円と言われていて、それが2年目以降は50,000円ほどになります。
船舶検査
- 船舶検査とは?
船舶検査は聞き慣れない言葉なので、理解が難しいかもしれませんが、車で言う車検(自動車検査登録制度)にあたるものです。ボートや船に乗っているときに万が一事故が起きてしまっても、その場で修理することが難しいので、大事故になりかねません。そういった事態を避けるために、問題なく安全に動くかどうか定期的に検査を受けます。
船舶安全法に規定されている基準をクリアしているかどうかをチェックするこの船舶検査は、避けては通れません。基準をクリアしたボートや船のみ”船舶検査証書”、”船舶検査手帳”、”船舶検査済票”が交付されます。この証明書を受け取って初めて操縦する権利をもらえるのです。
- 船舶検査の種類
船舶検査には大きく分けて4つの種類があります。
- 定期検査/初めて船舶を操縦するときか、船舶検査証書の有効期間がきた時に受ける厳しい検査(15分程度)
- 中間検査/定期検査と定期検査の間に受ける簡易的な検査(5分程度)
- 臨時検査/改造や修理をしたときに受ける検査
- 臨時航行検査/船舶検査証書がない船舶を臨時に運転するときに受ける検査
その時のシチュエーションによって受ける種類は変わってきますが、定期検査と中間検査を決められた時期に受ければ大丈夫です。
- 船舶検査を受ける時期と費用
船舶検査を受ける時期は、定期検査は6年毎、中間検査は3年毎とあらかじめ決められています。費用は、定期検査が16,700円、中間検査が8,200円なので、意外と安いです。
マリーナまたはトレーラー費用
上記2つの費用とは別に普段どこに保管するかで、プラスで費用がかかってきます。庭が広い人は庭に保管する方法もありですが、そうするとジェットスキー本体とは別に牽引するトレーラーが必要になってきます。
またマリーナを利用するのであれば、施設利用料が必要。マリーナの施設利用料は本当にピンからキリなのですが、50,000円〜250,000円かかります。駐車料金を考えてもらえれば分かりやすいのですが、人気の場所は非常に高く、そうでもない場所は安い傾向にあります。どちらかの方法を利用するにしろ、保管するためには費用がかかります。
まとめ
ジェットスキーを保有するためには、それなりに維持費がかかります。ですがびっくりするほど高いというわけではないので、自家用ジェットスキーを持つのも夢ではありません。何よりもお金がかかるのは本体を購入するときなので、そこを抑えることができれば意外とハードルは高くないでしょう。
EINS AUTO PLANNINGは岐阜県中津川市にある、新車・中古車販売やジェットスキー販売、カスタム車販売をしている会社です。中古車販売中心のお店ですが、ジェットスキーの買取・査定も行っています。中古品の売買はお客様も少なからず不安があるかと思いますが、アフターサポートにも誠心誠意の取り組みをさせていただいておりますので、ご安心ください。ジェットスキーの売買を考えている方はぜひお気軽にお問い合わせください。